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■ 無銘 銀無垢 四角窓 金彩 

メーカー:無銘
スイス製 1890年前後
7石 オープンフェイス懐中
銀無垢ケース シリンダー脱進機
リューズ巻上 ダボ押し時合せ


 銀無垢四角窓ケースの金彩文字盤懐中です。スイス製のシリンダー脱進機ムーブメントが搭載されています。四角窓が特徴で、金彩文字盤と合わせてデザインされています。径37mmほどの小型懐中ですが、935銀の渋い輝きとローマ数字を使ったクラシックな文字盤によって落ち着きのある顔になっています。


 中央にイニシャル用のエンブレム。周囲の彫りも深くより重厚な感じを受けます。

 裏蓋内側。21645 0.935 とホールマーク各種。


 中蓋は特に記載無し。

 機械全景。スイス製のシリンダームーブです。


古い機械で2・3疵瑕もありますが、時計機能には全く影響が無くテンプの稼働も良く時間も
合っています。シリンダー式テンプにあるヒゲゼンマイに微調節された跡が見て取れました。



 中蓋内側。0.935 21645 ホールマーク各種。

 提げ輪にもしっかりホールマークが入っています。

 疵瑕1。提げ輪の付け根の穴が擦れて広がっており中のリューズ真に当たっています。

 時針と分針。


 疵瑕2。分針の先が欠けています。

 機械をケースから取り出します。

 疵瑕3。文字盤留めのネジが片方折れています。

 文字盤を外す。

■標記■
文字盤 特に無し

ムーブメント 21645
587
M

 
裏蓋内側 21645
0.935

ホールマーク3種
中蓋内側 0.935
21645
ホールマーク3種



 21645の刻印と、

 587の刻印があります。

 テンプ部を分解。



 外端部分の膨らみ具合で緩急を調節していた?と想像します。小さな曲げ部分までをヒゲ持ちに差し込んでカンヌキで止めます。

 シリンダー部分拡大。やはりそれなりに摩耗があります。

 香箱押さえにも 587 の刻印。

 香箱の横に 「M」。のデザインイニシャルが。気になります。

 分解後。風防ははめてあっただけなので一旦外し、洗浄後接着します。

 文字盤。落ち着いた顔を持っています。


 拡大してみると、薄くピンク色に彩色してあるのがわかります。

 オシドリ、カンヌキを取り付け


 先にキチ車ツヅミ車リューズを設置し、香箱、押さえ、角穴車、コハゼ、丸穴車を取り付け。

 3番車とアーム取り付け。4番車とガンギ車も。


 ひっくり返して。テンプ受け石部品を取り付け。リューズを回してザラ回しもチェックします。

 テンプ部品を組み立て、

 機械に取り付けるとすぐに稼働を始めました!

 日ノ裏車、筒車、文字盤セット。

 風防を磨いて接着。

銀無垢ケースの渋くも明るい輝きがイイです。四角窓の段差によって
文字盤への注視度が上がるという面白さもあります。



 正面より。

 文字盤部拡大。

 直径 36.69 mm 。

 重量 34.3 g。

(2007.H19.11.10)



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(2007.H19.11.10)

今回の時計は前回お買い上げいただいた方からのご希望によってお預かりした時計です。
種々の条件にご同意頂き掲載にも了解を頂きました。色々な時計を見る機会が増えまた
掲載ネタも増えるので大変楽しく幸せな事であります。ありがとうございます!