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■ HAMILTON 10kGF 22j 

メーカー:ハミルトン
アメリカ 1950年前後?
23石 腕時計
10金ゴールドフィルド
リューズ巻上 リューズ引き時合せ


 ハミルトンの婦人用腕時計です。婦人物は秒針のないシンプルなものが多いです。

 裏蓋刻印。「10K GOLDFILLED S&W」と
「@HAMILTON」の刻印があります。

22石のムーブメントは1円玉大。

 ケース内側。過去のOH歴が書き込まれています。大切に使われてきたものと思われます。

 アンクル部品。ネジ1本止めです。

平ヒゲテンプ。丁寧な端末形成がされています。


 テンプ石は填め込み式です。押さえ金具がバネになってショックを緩和し石割れや天真折れを防ぎます。

 輪列押さえの各部品。

伏石は枠止めなので扱いやすいです。

小さいが丈夫な作りの時送り機構。

巻量割合の多いスプリング。

 婦人物の部品は細かいので扱いに気を使います。

洗浄中。

■標記■
文字盤 HAMILTON

ムーブメント HAMILTON
U.S.A. 761
22 JEWELS

裏蓋 10K GOLDFILLED S&W
@HAMILTON

裏蓋内側 HAMILTON W.Co.
LANCASTER , PA
10K.GOLDFILLED
S782652
S&W

 
ラグ止金具 ST.STBOT&C.RING

ラグ止金具裏 10KGF TOP CAPS SS

ブレスコマ SPEIDEL
PAT.2689480



 地板側の伏石を取り付け。

裏側からネジ止めします。

填め込み石セット拡大図。順に嵌め込んでいきます。伏石を穴石に入れて

それを地板に入れ

蓋金具を閉じてスライドします。

リューズ、キチ車、ツヅミ車一式。

香箱・丸穴・角穴・押さえ取り付け。2番車も。

輪列押さえに伏石を

これも裏側から

取り付けます。

ガンギ・4番・3番の順にセット。

輪列押さえを取り付け。

アンクルを

取り付け。

テンプを取り付け。元気に動くとほっとします。

文字盤・針を取り付け。視認性の良い顔です。

ケースにセットして完了です。


ブレスは伸縮タイプの金属製。

ラグ止めに刻印「ST.STBOT&C.RING」。

ブレスコマ刻印「SPEIDEL PAT.2689480」。

止め金具裏「10KGF TOP CAPS SS」。

完成一式。

リューズに「H」マーク。

 婦人物をいくつかやってきましたが、面白いです。ケースやブレスのデザイン性、ムーブメントの緻密さ、文字盤のシンプルさ。細かいパーツを飛ばさない様に扱う為に高い集中力を維持する事が必要であるという事も、作業面としての面白さにあるのかもしれません。
(2007.H19.05.15)



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